因島市(いんのしまし)は、かつて広島県にあった市である。その領域は瀬戸内海に浮かぶ因島や細島、小細島の全部分及び生口島の一部に渡っていた。2006年1月10日、隣接する豊田郡瀬戸田町とともに尾道市に編入されたことに伴い消滅した。農業ではミカンや八朔などの柑橘類の栽培が行われている。かつては除虫菊の栽培が盛んだったが、産業としての栽培は廃れている。